孤独な日々– category –
誰とも関わらない日常、心の揺れや虚無感
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日曜の朝は、何かを失ったあとみたいに静かだ
日曜の朝は、空気がやけに澄んでいる気がする。車の音も、隣の部屋の生活音も、すべてが少しだけ遠くで鳴っているような。まるで世界が、ぼくの存在をそっと避けて動いているみたいだ。 平日の朝は、たとえ無職でも、どこかに「時間の流れ」を感じる。外に... -
土曜日の音がしない部屋で
週末の静寂は、平日よりも深い 土曜の昼間、カーテンは開けていない。外が明るいことは分かる。でも、光を入れる気にはならなかった。薄暗い部屋に、スマホの光だけが浮かんでいる。 平日も誰とも会わないけど、週末の孤独は質が違う。「本当は誰かと過ご... -
今日も、会話はコンビニのレジだけ
外に出た理由は、牛乳が切れたから。「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」のあいだに、今日の“人との接点”はすべて含まれている。それでも、静かに日が暮れていく。
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